浴室ドアが壊れていて、直してほしいというご依頼をいただきました。
お客様の ご希望は 白い枠も汚くなってきたので きれいになるようにカバー工法で直してほしいとのご依頼でしたので、現地にて浴室の中折れ度を確認させていただきました。
お風呂は YAMAHA(現在はトクラスと名前が変わっています)のユニットバスでした。
ユニットバスの浴室ドアは枠だけを外すことはできないので カバー工法でというご依頼は間違いではないのですが、確認したところ浴室がの床とユニットバスの下側に段差の少ないフラットまではいかないまでもバリアフリーに配慮した形状になっていました。
そう、中折れ戸と言っても ユニットバスメーカーによりとても多くの種類形状があり、年式等によっても違います。さらに、サッシメーカー品もあったりと本当に様々です。
今回、お客様のご希望のカバー工法で工事ができなくはなかったのですが、そうすることで せっかくげんざい洗面所側から またがなくても入れるのに、20ミリほどの段差ができてしまい、逆に危険なお風呂になりかねないので、その旨お客様にご報告し、カバー工法ではなくアタッチメント工法で段差がない仕上がりにしてはいかがかというご提案をいたしました。
YKK APの浴室ドアのリフォーム方法には 障子のみ交換、アタッチメント工法、カバー工法と3種類から選べます。
今回のアタッチメント工法を行った場合、古い枠が全周にわたりのこって見えてしまうという欠点はございます。それでも、段差を変に作らないほうが安全ではないかというご提案を受け入れていただき工事をさせていただきました。
正直、カバ工法より仕上げ時のコーキングが面倒だったり、取り付け工程での微調整が面倒なのですが お客様の安全を最優先します。
仕上がりはこんな感じになります。
よく見ると、新しい枠のほうが白く見えますがそんなに違和感はないのではないでしょうか。
浴室側からはこんな感じです。
古いドアに比べて 中桟がなくなった分 すっきりしたと思います。
下枠の段差は できる限り下げるために古い枠のレールを除去して古い枠より2mmだけ上がった状態で仕上げています。通っていただいても今までと違和感はないと思います。
この工事で工事開始から 掃除完了まで4時間ほどとなります。
H様 この度は当社の提案をご採用いただき誠にありがとうございました。
他社様の提案との違いをご理解いただき 良かったです。
また、 仕上がりにも満足いただけて安心いたしました。
今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。