築20年のお宅になります。
お家が寒くてどうにかしたいとお調べいただき　内窓設置をご検討ということでお伺いいたしました。
現状の確認と　お悩みや生活スタイルをお聞きしたのですが、よそに確認したらこのおうちの窓に内窓を設置するには大工さんに窓枠の加工をしてもらって　そのうえでしか取り付けができないと言われたそうでどうなのか？ということでした。
どういうことかというと、クボタハウス様の軽量鉄骨の物件なのですが、軽量鉄骨のおうちは窓枠部分が狭い場合が非常に多くなります。
木造と違い　サッシの外面が壁と同じ位置にあり室内側に入り込んできているためです。
そのため、内窓を設置できる奥行きが足りません。
これだけなら、普通にふかし枠を取り付ければよいのですが、ハウスメーカーのおうちは窓の下だけに窓枠がついていて、上と両横はクロスが巻き込まれている場合が多くみられます。
そのため、下だけがお部屋側に飛び出していて規格のふかし枠が設置できないのです。

だから、大工さんを連れてくると言われたのでしょう。
しかし、当社はなじみの製材所さんにお願いして　ほしい寸法の木材を作成していただけます。
今回も製材所さんにお願いして指定の寸法で木材を作っていただき、窓枠に合う色に塗装をしてふかし枠として取り付けしました。
ある工夫をしておりますので　正面から見ても横から見ても取付時のビスが見えることはありません。
そのうえで、お客様のご希望で　AGCのまどまどという内窓を設置させていただきました。
内窓というと、多くはLIXILのインプラスかYKK APのプラマードUになるのですが、お客様はよく調べていただきAGCのまどまどをご希望され、その取扱いが10年ゴールドステータスの当社へご相談されたということでした。
まどまどはほかの窓よりも少しお値段は高いのですが、その分気密性にかけては一段高く非常に良い内窓になります。
この、まどまどを家全体のあまり開け閉めがなかったり　2階開けても不便ではない窓　8か所に設置させていただきました。
他の窓は、ほかの工事事例にあるように窓交換や障子交換をさせていただきました。

そして、写真の窓は　真ん中と両サイドに分かれている3枚建てという窓。
普通内窓は　既存の窓の大きさに合わせて分割するのですが、そうしてしまうと　内窓を開けてもうまく外の窓のクレセントが開けられません。（内窓の2枚をどちらかに寄せればいいのですが面倒です。）
なので、内窓の真ん中の障子を小さくして両サイドの窓が外の窓より大きく開くようにしています。
これによって　内窓の端の窓を開くだけで外の窓のクレセントが開けられるようにしています。

K様
このたびは　まどまどのご相談を当社にいただき　誠にありがとうございました。
内窓をしっかりと調べていただき　まどまどの良さをご理解いただけていて非常にうれしかったです。
また、当社の　提案力、施工力をご評価いただけましたこと　本当に感謝いたします。

これからは　暖かい暮らしをおしていただけると思います。