生活に支障はないけど気分は悪いですよね。
複層硝子、ペア硝子とも言いますが今のガラスは写真のように ガラスとガラスの間にシルバーのものを挟んで空気の層を作ったガラスを使用しております。
普及し始めて20年ちょっとになるでしょうか。
この硝子、この2枚で1枚として構成されているため、表だけ、裏だけという交換はできません。
この状態に工場で作って発送されてくるわけです。
そして、このシルバーの部分の中には乾燥剤という物が入っていて、一般的にガラスとガラスの猪谷は乾燥空気が入っています。
もうすこし良い硝子になると、片方のガラスに金属の膜が塗布された物や、空気の層にアルゴンガスやクリプトンガスといったものを封入しているものもあります。(真空になっているガラスもありますがそれは少し特殊なものにはなりますね。)
ただ、残念なことにごく稀に この空気の層に外の空気が侵入してしまい乾燥できなくなって結露をしてしまうことがあります。
やっぱり変えて見通しを良くしたいものです。
メーカーは10年の保証を付けているのですが、これまた残念なことに10年間気が付かなかったり、10年過ぎてから結露が発生する場合があります。
保証期間を過ぎてしまった場合は有償での交換しか方法がございません。(ガラスにはきちんといつ製造されたものか明記されているのですぐにわかります)
さてこの結露、ひどいとガラスが水槽のように水が溜まってしまうこともありますし、硝子の中でカビが発生し異臭を放つこともございます。
また、カビなので健康を害することもありそうです。
何より、ずっと汚れたガラスのようになっているので見た目が良くないですね。
金属膜が塗られたガラスは 虹色になってしまします。
ガラスを交換させていただいて すっきりというお話でした。
N様
この度も当社へご相談賜り誠にありがとうございました。
これで気分よく お外を見ていただけることと思います。
また、お邪魔させていただきます。