軒天のシミが気になるとのことで 屋根瓦の一部やり直しをさせていただきました。
というのも、お客様宅の屋根瓦が洋風平瓦で、当時の施工では一部隅の水切りが入ってないお宅がありました。
それは、施工不良ではなく当時はその工事で問題の無い工事でしたが、現在は水切りを入れることが標準になっています。
今回の工事としては、隅の瓦を一度めくり、水が流れて傷んだ部分の木材を交換して伏せ直すことをすべての面において行いました。
屋根工事ですので、当然足場をかけます。
屋根の件は少し前からお話を頂いていたのですが、足場をかけるのであれば外壁、樋の工事も同時に行わなければ足場がもったいないのでお客さまと協議してタイミングを見計りました。
外壁のサイディングには 最初から模様のついたものとそうでないものがあります。
模様のついていないものはいくらでも色を変えればよいのですが、せっかく模様のついているサイディングに着色をしてしまうと陰影が無くなりイメージが変わりすぎてしまいます。
そのため、いままで黒に塗られていたモールディングはきちんとクロで締めて 模様のあるサイディングはクリア塗装で今のイメージを残し、模様の無い部分は 玄関前の表札が付いたブロックと色をコーディネイトさせていただく提案をさせていただきました。
光の加減もありますが、今までの2階の塗装色が少し濃くなったおかげでぼけていた部分がはっきりとして非常に映えた仕上がりになったと思います。
残す部分は残してイメージを変えすぎないこと、また、家のどこかをコーディネイトすることで安心感のあるバランスがとれ得ると思います。
H様 この度も当社へ工事を御依頼いただき誠にありがとうございました。
なかなか、想像しにくい色の提案でしたが、仕上がり後ご満足頂き 安心いたしました。
この先のメンテナンスもしっかりとお付き合いさせていただきますのでよろしくお願いいたします。