お隣との境に垣根が植わっていましたが、お年を召してきて手入れも大変になってきたそうで これを機に全部抜いて、目かくしのフェンスを施工してほしいというお話を頂きました。
が! お隣との境には段差があり、間地ブロックが施工されています。
フェンスを施工するためにブロックを積みたいし、お客さまも土量を増やしたいのでブロックを1段積んでほしいとのこと。
検討の結果、間地ブロックの上側の土を取り払い、既設のブロックにアンカー棒を打ち込んで結筋してベースとなるコンクリートを流し込み、その上にブロックを1段積んでいくことにしました。
ベースを作る際、当然のようにブロックを積む部分の高さを揃えなくてはいけないのですが、今回 総延長20mちょっとあり一番高いところと一番低いところの差が8センチ。。。。
図った方としては、やっぱりね、という感じですがお客さまとしたら驚きですよね。ずっと平らだと思っていたでしょうから。
きちんとベースを作り 基本ブロックを施工します。
お庭の見える部分は 目かくし要素の髙い広めの横格子形状で高さを80㎝としました。
髙すぎても 圧迫感がありますし、人は手前にものがあれば奥のものが見辛くなりますのでそういう錯覚的なものもお客さまに説明し ご理解いただいたうえで施工します。
家と家との間のフェンスは 目かくしではなくてもよいのでメッシュ系のものを使って少しでもコストダウンを図りました。
T様 この度も当社へお悩みをご相談賜り 誠にありがとうございました。
終始、丁寧だ、綺麗だと言っていただけて 職人も我々も非常にうれしかったです。
これからは 少しすっきりしたお庭をゆっくり眺めてくださいね。
また、お伺いいたします。